1 : 個々の担当業務について
3 : Kei-Doc2.0について
4 : eQドクターTについて
2:日々の仕事のこと
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皆さん、普段は研究開発部とIT技術部はどのように関わりあってお仕事されておられるのか、教えて頂けますか?
1つのシステムを作る上でハードとソフトがうまく連携しなくてはいけないので、私たち研究開発部が担当しているハード側としては、ソフト側のことをできるだけ理解した上で、仕事を進めるように注意しています。
企画や設計の段階で「こんなことできる?」とか「あんなことできる?」などを事前にIT技術部の方と話し合いながら進めて行きます。
ハードとソフトが組み合わされる結合テストからは、研究開発部とIT技術部がより密に連携して開発、製作を進めていきますね。
車両に載せる前までは部署が違って、ハード側とソフト側に分かれて開発しているので、それらを合わせた時に課題が出ることもよくあります。
課題が出たらそれぞれで調整しますが、場合によってはソフト側の課題などをハードの設計上で対応してもらうこともありますし、その逆にハード側の課題等をソフト側で対応することもあります。
カメラの配置位置や、可動域の制限などハード側の課題があったときには、ソフト側で対応することもありましたね。
逆のパターンでは、カメラの制御がソフト側では対応できず、タイミング信号をハード側で用意して制御できるように対応したことがありましたね。
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入社してすぐに車両開発業務に携わった方にお聞きします。入社当時はどんな感じでしたか?
点検対象は土木構造物なので、大学で勉強した土木の知識が活かせています。
ものづくりに関しては、この会社で先輩方よりたくさんの知識と技術を学びました。
分野違いですが、会社に入ってから電気関係の資格も取得したので、今後の業務に活かしていきたいと考えています。
僕はゲームのプログラミングを専攻していたので、プログラミング自体は苦戦しませんでしたが、道路構造物の知識はゼロでした。
入社してから周りの先輩方から教えていただき、ばっちり習得出来たのでこれから入社される方たちも安心して挑戦してもらえたら嬉しいです。
大学は土木出身ですが機械、電子、光学を扱うという点では異分野でした。
物理好きにはとても面白い内容ですし、土木構造物を効率的に点検していくためには、今後、必要な知識だと思っています。
基本的なことは学校で習うけれど、入社してからはもっと実務的な技術や知識が必要だと実感しました。
特にイノベーションズは物づくりの考え方を大事にしています。
僕も入社当初は、知識不足を痛感しました…。
今でも毎日勉強の日々です!(笑)
学校で習っていたことと違うからこそやっていて楽しいです!
入社してから楽しいこともたくさんありましたが、苦労もたくさんありますよね。
そうですね。特に僕は大学で2D CADしか触れる機会がなかったので、3D CADを扱うことになった時はかなり苦戦しました。
しかし、先輩上司のもと、数多くの設計業務をこなすことで徐々に習得することができました。
3D CADスゴイやん!
ドクターT2号機の設計とかもすごかった!
できあがりのイメージがしやすくて、とても助かったよ。ありがとう。