
路面わだち掘れ量測定システム
概要
WheelTrackCapは、路面のわだち掘れ量を計測する機器です。
道路の横断プロファイルを高速に取得することができ、時速100kmでの測定が可能です。
計測するための機器と、取得したプロファイルを解析するソフトウェアをご提供します。
特長
機能

- 平成27年度 土木研究センターが実施する「路面性状自動測定装置の性能確認試験」に、本システムを搭載した車両が合格しました。
- 光切断法を用いた高速プロファイル計測により、最高時速100kmでの測定が可能です。
- 一定距離毎の横断プロファイルを取得(10cm~10m毎)できます。
- 結果を3Dビューで確認(VRML形式)できます。
- 赤外線レーザー(不可視光)を使用しているため、測定業務のために道路を規制する必要がありません。
- レーザーはパルス発光方式を採用し、走行中のみ点灯することで高い安全性を実現しました。
- 複数の測定データをバッチ処理によりまとめて解析できます。

構成
ハードウェアの構成
- 赤外線レーザー
- 高速度カメラ
- 車速計 (+GPS)
ハードウェアの構成イメージ

ソフトウェアの構成
- 撮影ソフトウェア
- 解析ソフトウェア
ソフトウェアの構成イメージ

他製品との連携
- GARCと連携することで、地図上の走行軌跡をわだち掘れ量によって色分けすることができます。
- RoadCapLiteと距離同期をとることで、路面の画像とわだちのデータをリンクさせることができます。