鋼橋で発生する疲労亀裂に対しては、原因を究明するために応力調査を行うとともに、各種の対策工法の効果をFEM解析にて予測し、最適な対策工法を提案および実施しています。
【 対象橋梁 】
本橋は特に斜角が小さく、架設時から死荷重によっても上部構造がねじれ易い構造であり、箱桁ダイヤフラム部に応力集中が起きていました。


対象橋梁と亀裂状況
【 補強方法の検討 】
補強方法として「ホールソー」、「ストップホール」、「補強板」を検討しています。



補強効果の予測解析
【 補強工事の実施と効果確認 】

ストップホール
33%に低減

補強板
13%に低減